香りのはなし

体に届く、小さなスイッチ

🌿アロマって、おしゃれなだけじゃないんです

正直に言うと、
私も最初は
「アロマって、ちょっとおしゃれな雑貨」
くらいに思っていました。

いい香り。
素敵な空間づくり。
オシャレな人が楽しむための
オシャレなもの、
みたいな。

でも、沖縄に行ったとき。

病院で働いていた方が、
勤務の中でアロマを取り入れていた、
という話を聞いたんです^^
(かなり珍しいことだと思います)

「重い病気の方のお見舞いって、
家族もすごく勇気がいるんですよ」

病室の前で深呼吸して、
気を整えてから入る人も多いそうです。
しかも病室には、独特のにおいがある。

でも、たとえば
オレンジの香りをほんのり漂わせておくと——

扉を開けた第一声が変わるんです。

「わ、みかんの匂いがする!
じいちゃん、みかん食べた?」

空気が、ふっと軽くなる。

そして家族の方だけじゃなく、
ケアをする看護師さんたちも、
「部屋に入るときの重い気分が和らぐ」と話してくれたそうです。

その話を聞いたとき、思いました。

香りって、
ただの“おしゃれ”じゃない。

それは気のせいではなく、
嗅覚が脳に直接届くというしくみの中で起きていることなんだ、と。


オシャレではなるんだけど、
もっと科学的なことなんだと
驚きました。

香りは、鼻から入って
考えるよりも先に脳へ届きます。

だから
ほっとしたり、
緊張がゆるんだり。

気のせいじゃなくて、
ちゃんと体が反応している。

アロマは、
体に届く小さなスイッチ。

そう思うと、
ちょっと面白くないですか?